北海道函館市を拠点に、エゾシカやヒグマの食肉処理・加工・販売を行う株式会社ソバージュド函館。
年間1,000頭を超える野生鳥獣を扱い、函館本社の処理施設に加えて、2026年2月には木古内町に新たな処理施設「ソバージュ・ドゥ・ハコダテ・ドゥジェーム」を開設しました。
処理頭数が増え、拠点が増えていく中で、どのように現場を効率化し、共通の仕組みで管理しているのか。
代表の佐藤様と工場長・職員の皆様に、複数施設を展開する考え方と、ラクシカを活用した施設運営についてお話を伺いました。
Q. 木古内町に新しい処理施設をつくった理由を教えてください。
佐藤様
函館から離れた地域で捕獲された個体を運ぶには、どうしても時間がかかります。
野生鳥獣は捕獲から処理までの時間が品質にも関わるので、木古内町や知内町など、道南西部で捕獲された個体をより近い場所で受け入れられるよう、新しい施設をつくりました。
地域の近くに処理拠点をつくることで、これまで十分に活用できなかった個体も、食肉やペットフードとして活かしていきたいと考えています。
Q. 函館と木古内、複数施設をどのように運営していますか?
佐藤様
函館本社には、解体・加工だけでなく、出荷や販売、事務など事業全体を支える機能があります。
木古内では、地域からの個体の受け入れや解体、加工を行っています。
それぞれの施設に役割を持たせながら、同じ仕組みで情報を管理することで、一つの事業として運営しています。
施設が増えていくほど、管理方法を共通化しておくことは大切だと思います。
Q. 現場の作業は、どのように変わりましたか?
工場長・職員の皆様
以前は、計量した重量を紙に書いて、それをパソコンに入力し、ラベルを印刷して、たくさんのラベルの中から該当するものを探して貼る、という作業をしていました。
在庫を出庫するときも、一つずつ対象の商品を探して処理していたので、数がまとまるとかなり時間がかかります。
現在は計量器とラクシカを連動させて、計量した情報からそのままラベルを発行できます。
出庫もバーコードをスキャンして処理できるので、以前は何時間もかかることがあった作業を、かなりスムーズに進められるようになりました。
Q. 処理頭数が多い施設だからこそ、重要だと感じることはありますか?
工場長・職員の皆様
数が増えると、一つひとつは小さな作業でも積み重なると大きな負担になります。
特に在庫管理やラベル、出庫は、扱う商品が増えるほど手作業では大変になります。
計量した情報がラベルにつながって、その後の在庫や出庫まで同じ仕組みで管理できることは、処理量が多い施設では大きいと思います。
Q. 複数施設の管理に、ラクシカをどのように活用していますか?
佐藤様
函館と木古内で、搬入から個体、在庫、製品まで同じ仕組みで管理しています。
施設ごとに別々の方法で管理するのではなく、共通の管理基盤を持つことで、拠点が増えても事業全体を把握しやすくなります。
これから施設を展開していく上でも、同じ仕組みを使えることは重要だと思っています。
Q. 今後の展望を教えてください。
佐藤様
もっと多くの野生鳥獣を有効活用して、北海道のジビエを広げていきたいです。
国内だけでなく海外への輸出も始まっています。
地域に処理拠点をつくりながら、北海道のジビエを全国、そして世界へ届けられる会社にしていきたいと思っています。
掲載・運営:ディアベリー株式会社
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