北海道森町にあるジビエ解体・加工施設「マノワラボ」。
東京・広尾のフレンチレストラン「マノワ」がプロデュースし、地域で捕獲されたエゾシカの解体処理から、精肉、加工品の製造・販売までを行っています。
現在は3名体制で、年間約250頭を処理。
少人数で解体から商品づくりまで幅広い業務を担う中、搬入、個体、在庫、HACCP、ラベルまでラクシカを幅広く活用しています。
今回は工場長の夏坂様に、紙とExcelで管理していた頃から現在までの変化と、少人数施設でラクシカを活用する理由についてお話を伺いました。
Q. まず、施設について教えてください。
夏坂様
現在は3名で施設を運営していて、年間約250頭のエゾシカを処理しています。
解体して精肉にするだけでなく、味付き肉などの加工品やペットフードも製造しています。
少人数なので、一人ひとりがいろいろな仕事を担当しています。
Q. ラクシカ導入前は、どのように管理していましたか?
夏坂様
以前は搬入情報を紙とExcelで管理していました。
ハンターの名前や搬入日、個体の重量などを書いた紙は残っていたんですが、Excelへの入力が十分にできていないものもありました。
紙が何百枚と保管されていても、必要な情報をすぐに探したり、在庫と結びつけたりすることは難しかったです。
在庫数量も、正確には管理できていなかったと思います。
Q. ラクシカを導入して、何が変わりましたか?
夏坂様
最初は、搬入された個体の情報を入力するところから始まりました。
そこから在庫管理やHACCPの記録、ラベル印刷など、現場で必要な機能が増えていきました。
今では、搬入した個体の情報から製品までが一つのシステムの中でつながっています。
Q. 特に必要だと感じる機能はありますか?
夏坂様
ラベル印刷は絶対に必要ですね。
以前なら、別のラベル作成ソフトなどを使って、商品名や日付、個体番号をその都度入力する必要がありました。
今はラクシカに登録した製品を選んで、そこからラベルを発行できます。
在庫とラベルがつながっているので、それぞれ別々に管理しなくていいところが便利です。
「今ある機能は、全部必要だと思っています。」
Q. 少人数の施設だからこそ、管理面で大切なことはありますか?
夏坂様
3人で解体や加工、商品づくりまでやっているので、管理だけに時間を使うわけにはいきません。
搬入は搬入、在庫は在庫、ラベルはラベルというように、全部を別々に管理すると大変です。
必要な情報が一つにつながっている方が、少人数の施設には合っていると思います。
Q. HACCPや認証取得については、どのように考えていますか?
夏坂様
今後は、北海道のエゾシカ肉処理施設認証などを取得したいと考えています。
認証を取るためには、日々の衛生管理や記録を継続して残していく必要があります。
現場の仕事をしながら、別で大量の書類を管理するのは大変なので、ラクシカでHACCPの記録を残せることは、認証取得に向けた体制づくりにも役立つと思います。
認証を取得して、自治体や学校給食などにも安心して扱ってもらえる施設にしていきたいです。
Q. マノワラボならではの強みを教えてください。
夏坂様
東京のフレンチレストランが運営に関わっていて、ここで処理した鹿肉が実際にレストランで提供されています。
自分自身も以前は料理人だったので、その経験を商品づくりに活かしています。
鹿肉を初めて食べる方でも、焼くだけ、煮込むだけで食べられるような商品を増やして、もっと身近に鹿肉を楽しんでもらいたいです。
Q. 今後、どのような施設を目指していますか?
夏坂様
まずは認証を取得できる管理体制を整えていきたいです。
地域のハンターや森町とのつながりも大切にしながら、地域に必要とされる施設にしていきたいと思っています。
大きくすることだけを目標にするのではなく、長く続けられる施設にしたいですね。
掲載・運営:ディアベリー株式会社
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