ジビエの食肉販売量は25.6%増。鹿・猪・熊の最新データ
食肉販売量は2,166トン鹿・猪・熊の前年比較商談に使える供給メモ
2025年度のジビエ食肉販売量は全国で2,166トン。前年度の1,724トンから25.6%増えました。農林水産省が2026年9月30日に公表した数字です。
獣種ごとの変化はどうだったのでしょうか。鹿・猪・熊の前年度比較を図表にまとめました。後半には、飲食店や卸先への提案に使える供給メモのひな型も載せています。

ジビエの食肉販売量は2,166トン、前年度比25.6%増
全国の食肉販売量は、2024年度が1,724トン、2025年度が2,166トンでした。1年間で442トン増えています。食肉の販売金額も、前年度比19.0%増の54億2,200万円となりました。
ペットフードや自家消費なども含む「ジビエ利用量」の合計は3,155トンで、過去最大です。食肉としての販売も増えた、というのが今回の調査で分かる変化です。

卸売・小売の販売量は、鹿が増加、猪はほぼ横ばい
食肉のうち、卸売・小売として販売された数量を比べると、鹿は1,050トンから1,433トンへ36.5%増加。猪は403トンから402トンで、前年度とほぼ同じ水準でした。熊は7トンから18トンへ増えています。
この3獣種では鹿の販売量が最も多く、増えた量も383トンと大きくなっています。扱う獣種の全国の販売実績を紹介したいときは、下の前年比較表を営業資料の背景情報として使えます。

商談には「商品・数量・出荷条件」を1枚に
全国の販売実績に、自施設から届けられる商品情報を添えると、提案のたたき台になります。たとえば鹿肉を飲食店に提案するなら、部位・規格、供給できる量、出荷条件を1枚にまとめる方法があります。
メモを渡し、相手の希望部位・使用量・希望納品日を書き足していけば、初回注文に向けた打ち合わせの記録にもなります。下のひな型は、既存の在庫表や出荷予定から転記して使えます。
鹿・猪・熊の卸売・小売販売量:前年度との比較
- 鹿
2024年度:1,050トン
2025年度:1,433トン
前年度比:36.5%増
- 猪
2024年度:403トン
2025年度:402トン
前年度比:0.2%減
- 熊
2024年度:7トン
2025年度:18トン
前年度比:157.1%増
まとめ
- ジビエの食肉販売量は、2024年度の1,724トンから2025年度の2,166トンへ25.6%増。
- 卸売・小売販売量は、鹿が36.5%増、猪が0.2%減、熊が7トンから18トンへ増加。
- 取引先に伝える商品・数量・出荷条件を、供給メモとして整理できる。
コピーして使える供給メモ
- 商品:[獣種][部位][形態・規格]
- 数量:[月・週の供給量][1回の最小ロット]
- 出荷:[温度帯][受注から出荷までの日数][配送方法]