ジビエ認証の準備は、毎日の記録を整えることから始める
認証の要件を先に確認します。記録は普段の人数で残します。補助金の条件は別に確認します。
認証の準備は、申請書を埋める作業だけでは完結しません。対象制度の要件を確認し、日々の作業と記録で説明できる状態を整えます。
最初に制度の正式名称と相談窓口を決めます。今の帳票を要件と照合し、記入する時点、担当、確認者をそろえます。
目指す認証の正式名称と要件を確認する

認証の準備は、取引先が求める制度の特定から始めます。北海道のエゾシカ肉処理施設認証制度と国産ジビエ認証制度は別の制度です。
制度の対象、必要な記録、申請の流れを公式情報と担当窓口で確認します。通称だけで判断せず、施設の所在地、処理する獣種、製品を伝えます。
相談の回答は、確認日、窓口、根拠となる資料とともに保存します。準備項目ごとに担当と期限を決めます。
今ある帳票を要件と照合し、記録の抜けを直す

必要な記録は、施設の手引きと衛生管理計画に合わせて整えます。温度や清掃など、今ある一日分の帳票を集めて要件と照合します。
空欄は、作業が未実施なのか、実施したが未記録なのかを分けて確認します。記憶で数値を埋めず、確認した事実と是正内容を残します。
測定する場所の近くに帳票や端末を置き、作業直後に記入します。異常があった場合の対応と、確認する担当まで手順に含めます。
担当者が交代しても記録を追える手順にする

記録は、いつもの担当者以外も追える状態で保管します。置き場所、訂正方法、異常時の連絡先を共通の手順にします。
別の担当が一日分の記録を確認し、作業内容、確認者、異常への対応をたどります。説明が必要だった箇所を手順へ追加します。
普段の人数で一週間運用し、空欄と未確認の対応を点検します。制度への適合は、担当窓口や審査の基準に照らして確認します。
補助金は、事業ごとの対象条件で判断する

補助金の対象条件は、認証の要件とは別に確認します。認証取得だけで受給は確定しません。
年度、自治体、事業名を特定し、対象者、対象経費、必要な実績・証憑を担当窓口に確認します。購入や工事を始められる時期も確認事項に含めます。
認証の準備と支援制度の申請を別の計画にし、期限と担当を決めます。補助額を収入に見込む際は、対象条件と手続の確認を先に済ませます。
準備を4つに分ける
- 認証の種類
用意する材料:取引先の要求・施設の所在地
確認先:制度の担当窓口
- 衛生管理
用意する材料:計画・実施記録・改善対応
確認先:保健所・審査や評価の窓口
- トレーサビリティ
用意する材料:個体と出荷製品のつながり
確認先:認証基準・施設の運用
- 補助制度
用意する材料:対象年度・経費・実績確認に使う書類
確認先:自治体等の事業担当
まとめ
- 認証の正式名称と要件を特定する。
- 今の記録を要件と照合し、交代しても続く手順を作る。
- 補助金は年度・事業・対象経費を別に確認する。
最初に試すこと
- 希望する認証と年度別の要件を確認する。
- 直近1週間の記録から、空欄と追跡できない製品を探す。
- 同じ1日の業務で、計画・記録・製品のつながりを確かめる。